自律神経失調症を改善する漢方からの考え方

自律神経失調症は長い間の生活習慣が原因のことも

 

自律神経失調症は、体の様々な場所で起こる原因不明の不調の総称として呼ばれていますが、実は原因不明なものではなくて、

出現している症状を見れば、何が原因なのか分かることも。

自律神経とは、交感神経と副交感神経のことをいいますが、主に、活動をつかさどる神経が交感神経、休息の神経が副交感神経といいます。

この交感神経と副交感神経のバランスは、1日の流れによって優位となる時間が変化します。

それは、動物として当たり前の体の仕組みで、人間も動物として1日の流れによって自律神経がうまく作用しているのです。

しかし、現代は夜遅くまで行動したり、暴飲暴食や様々なストレスを抱えがちです。

これによって交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、心や体に自律神経失調症といわれる様々な症状が出てくるのです。

自律神経失調症は、西洋医学では症状に合わせた対症療法で薬が処方されることがありますが、

毎日の生活習慣の積み重ねによっても起り得る症状なので、対症療法では原因を絶つことはできません。

つまり、同じ生活習慣では、症状を改善できないのです。

そこで、活用できるのが漢方です。漢方は、化学薬品ではなく自然の生薬を複数組み合わせたものです。

自律神経失調症と漢方

 

自然の植物から作られたものなので即効性はありませんが、副作用が少なく、一定の期間取り続けることで、体質改善に役立てることができます。

自律神経失調症は、長い時間をかけて様々な原因から体にストレスを与えたことで現れたとも言える症状なので、

その症状に合わせた漢方(証を観る)で、今まで与えたストレスを改善して、症状が出にくい体や、症状を改善する力である自然治癒力を高める効果があります。

自律神経の乱れによって現れた症状は頭痛やめまいなどで同じであっても、人それぞれの生活習慣が違うように、症状が現れた原因も違います。

同じ症状であっても、処方される漢方は人それぞれ違うものなのです。

漢方には「気」「血」「水」という考え方があります。気はエネルギー、血が循環や栄養、水は体液や免疫を意味しています。

この3種のバランス取れてこそ自律神経が整い、健康を守ることができると考えられています。

この3種のどこに問題があるのかをカウンセリングで把握して、体質や症状に合った漢方が処方されます。

先ほど述べたように、漢方は即効性はありませんが、生活習慣によって現れた症状を体質改善の視点から心身の調和を図るように作用するのです。

長く間ストレスを与え続けた体に、ゆっくり体質改善の時間を与えることが自律神経失調症を改善するために必要なのです。

 

 

ただし、自然から抽出した漢方薬といえども、「毒を持って毒を制する」という考え方は西洋薬を同じようなところがあるので

(参照:問題の漢方薬―漢方好きの人へ  田村 豊幸 )信頼し過ぎは禁物。

実際、整体の施術前の観察で、飲酒もせず漢方薬しか服用していない方でも肝臓(特に胸椎9番、腹部第5)に出ている方は多い。

因みにサプリメントも同様で、今まで特段、肝臓の調整点に出ていない方の身体に異常が出ているので、いろいろと探りを入れる

と、 実はネット通販でサプリを購入したということもよくある話。

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