型ⅰ

二宮整体の故二宮進先生は協会の動法をあまり評価していなかったが
整体の技術は身体の使い方1つで決まるとよく仰っていた。
ちょっとした身体の使い方の変更で効果は全く違ってくるのは非常に興味深い。

私自身は身体の使い方としては月に1回はマイナーチェンジ、
2, 3年に1度はメジャーチェンジがある。
見た目の変化はそうないのだが、手、脚、腰・・・
その少しの変化が大きな差を産む。

施術者側の私にも変化はある。
実際、3か月ほど前のメジャーチェンジ以降視力が上がった。
免許更新前にメガネ屋で視力検査したところ
前回0.7前後だったのが0.9に上がっていた。
帰宅して検査表に1メートルぐらいまで近づくと1.5まで見える。
以前は近寄っても見えなかったのに。

井本整体の井本邦昭先生は受付をし始めた女性が
正座を続けているだけでメガネが必要なくなった話をされたことがあって、
それに比べると大したことはないかもしれないが
型の重要性を改めて認識した。

足の指本で身体を変化させる整体では当たり前のことだが全てが繋がっている。
といっても木を見て森を見ずではいけない。
型の本質は丹田だ。

手の内に凝ってしまうのはありがちなことだが、
丹田の充実がなければ全てが無駄になる
全ては丹田に帰する。