自律神経失調症と腰痛の関係


自律神経失調症による肩こり、そして腰痛の症状も代表的な症状の一つと言えます。

腰痛自体はキツイ肉体労働だけでなく、現代社会ではデスクワークの座り仕事や警備などの立ち仕事、

ドライバーさんなどの仕事のように同じ姿勢でいることも原因の1つとして多々あることです。
しかし、特に思い当たることがない場合や、病院などで自律神経失調症と診断された後に、

長期的に腰痛に悩まされている。痛みを伴う症状など、さまざまなクライアント様の相談、

整体の施術を行っている際の異常な筋肉のコリなどが起きているというのも事実です。

こういった症状の場合、通常の強もみのほぐしマッサージなどでは改善されないどころか、

さらにコリが硬化し悪化する場合も多く、肩や腰しか診ない治療院なのか、

そうではなく、キチンと全体を俯瞰して身体や心のつながりを見極めて施術する整体院なのかチェックしてみるのも良いと思います。

交感神経の働き

交感神経の働きは、日中にかけて労働や運動の時に主に働き、心身を動かすためのメカニズムの一つです。

交感神経が正常だと、身体が動くように日中をピークに力が発揮され、夜に向かっていくほど徐々に落ち着いていきます。

交感神経の主な役割は、血液中の酸素などを正常に循環させることで、仕事中も本来の力が発揮できるようになっているわけです。

副交感神経の働き

日中は交感神経が活発になりますが、夜に向かうにつれて、休むため、リラックス効果の働きがある副交感神経が働きます。

特に睡眠中には身体の疲れを癒そうと副交感神経が活発に働き、こういった自然治癒力が働くことにより、

日々の肩こりや腰痛も、正常な方であればそこまで辛い症状に悩まされるといったケースも少ないのは、このためでもあります。

坐骨神経痛などは身体を引き締め、交感神経の機能を高めることにより改善することもありますが

ともかく両社のバランスが崩れることが腰痛の原因の一つではあります。
慢性的な腰痛、めまいや不眠を引き起こすのが身体の自然治癒力の低下。

これを改善してあげることで痛みが緩和されていきます。

腰痛による痛みはどうして起きるのか?

それは、筋肉が血管を締め付けることで血液の循環が悪くなり、

こういった血のめぐりが悪くなることが身体的なストレス負荷を与えてしまい、

その影響で交感神経が活発になり、リラックスをさせるための副交感神経の働きを弱くさせてしまいます。

この悪循環のサイクルを改善を根本的に正さなければなりません。
ただ、強もみのマッサージや指圧によるツボによる筋肉をほぐすということでは

一時的にスッキリした感覚はあっても実際はは筋肉を固くし、

逆に血流を妨げてしまうことも多い。
それよりも、全体を見渡し、例えば肝臓の機能が低下すると右腰、股関節に影響するというような関係性を見極め

人間が本来が持っている自然治癒力をを高めてあげることが、

今までの治療によって改善されなかった痛みを、原因となる本質を正してあげることで、

自律神経失調症による肩こりや腰の痛みを改善してあげることが何より重要であるといえます。