「道は一を生ず。一は二を生ず。二は三を生ず。三は万物を生ず。
万物は陰を負いて陽を抱く。冲気以って和を為す」― 老子
整体操法では
動物としての人間が生まれながらにして持っている
自動制御装置―自律神経系、内分泌系(ホルモン系)、免疫系など―が
最大限に発揮されている状態を理想とし、身体の各部位とその自動制御装置
の関係を利用して心身の異常を調整します。
ゆがみの必要性
背中には数多くの調整点が存在しますが、意図的に背中を真直ぐにすること
はありません。
身体に「ゆがみ」がある場合、その「ゆがみ」によってバランスを取っています。
つまり、あなたにとって「ゆがみ」が必要だということです。
さらに言えば、何らかの不調、病気があるということは、
その病気が必要だということです。
重要なのは、あなたが病気を必要としない身体になることです。
人間の身体はシンメトリーか?
人間の身体は左右均等ではありません。
もちろんアナタも例外ではありません。
心臓は左側、肝臓は右側にあります。
真ん中にあるように思われる胃袋も実は左側にあります。
肺は右と左、両方にありますが、右の肺の方が大きいことをご存知でしょうか?
骨盤も右と左では、動き、働きが全く違います。
骨盤調整においても、その弾力を取り戻すことにより、
自然に締まってくる、上がってくる方法をとります。