パニック障害は、ストレスによって生じた交感神経の過活動
同時に起こる身体の縮み,硬直を調整することで改善していきます。
- パニック障害
パニック障害の症状
パニック障害は20〜30代の女性に多くみられ、パニック発作を主訴とします。一般的に発作は突然発生し、数分間でピークに達します。しかし、短
時間で消失してしまうため、救急車を呼んでも病院に入った時にはすでに治
まっていることも少なくありません。
パニック発作
動悸、心悸亢進、心拍数の増加
発汗
手足、全身の震え
息苦しさ、過呼吸
窒息感
胸痛、胸部不快感
嘔吐、腹部不快感
めまい感、気の遠くなる感じ
胸騒ぎのようにざわざわする
1度パニック発作を起こすと、また発作を起こすのではないかという不安(予期不安)を感じ、電車に乗ったり、車を運転できなくなることもあり
ます。
パニック障害の調整方法
パニック障害の主な原因は、ストレスによる交感神経の異
常緊張から、身体全体の縮みを起こし、日常的に交感神経の緊張度が高い
状態にあることだと捉えています
仕事柄、一日中パソコンに向かっている等、眼を酷使している人は
気づかない間に、交感神経を緊張させています。
視神経は脳そのものと言っていいからです。
また、パニック障害を起こしやすい人は
元々の体質として縮みの入りやすいタイプです。
身体の傾向としては、線維筋痛症、パーキンソン病によくにています。
身体全体を観察するとよく判りますが、
頭部、肩部、肩甲骨、脊椎とその外側、骨盤、足首、
その全てにおいて、交感神経の緊張と関連する部位に硬結が見らます。
また、頭部の緊張が非常に強いのも特徴的です。
腹部では鳩尾(みぞおち)が硬直していることが多いです。
ここは、自分でもある程度緩めることができます(詳細)。
これらの異常個所を調整していけば改善に向かいます
パニック障害になりやすい体質
パニック障害は基本的に
緊張型―骨盤が縮みやすい体癖に多いですが
3種体癖のように、よく食べて
骨盤が開きやすい傾向の方にも見受けることも少なくないです。
3種は一見、明るく社交好きで、よく笑い、
悩みなど無いイメージですが
意外と不安感が強く、鳩尾を固くしていることも多いです。
頭に血が昇りやすい傾向もあり
症状によってはパニック障害と診断されるようです。