自律神経失調症の症状のため、「家にこもりがちで運動できていない」という方も多いのではないでしょうか。確かに、体の調子が悪いと外に出るのも億劫になってしまいます。
しかしながら、自律神経失調症を改善していきたいのであれば、ぜひ適度な運動を生活の中に取り入れていきましょう。実は適度な運動こそ自律神経の乱れを整える有効な方法だからです。この記事では、自律神経失調症と運動の関係、取り入れやすい運動法をご紹介します。
目次
なぜ運動が自律神経失調症に効果的なのか
運動をすると一時的に「疲れ」を感じますが、この疲労感はむしろプラスに働きます。
- 夜ぐっすり眠れる
- 食欲が増して、ご飯がおいしく感じられる
- 健康的な生活リズムが回復する
運動して疲れると、よく眠れるようになりますし、ご飯もよりおいしく感じられるようになります。これによって健康的な生活サイクルへと変わっていき、自律神経の働きも回復するようになるのです。
こうした変化は自律神経のバランス回復につながり、症状改善をサポートしてくれます。
だからといって筋肉トレーニングのような「激しい運動でなければいけない」ということはありません。ウォーキングやジョギング、水泳といった有酸素運動をしていけばいいのです。
自律神経失調症におすすめの有酸素運動
「運動=筋トレや激しい運動」と考える方もいますが、必ずしもそうではありません。
おすすめは以下のような軽めの有酸素運動です。
おすすめの有酸素運動
- ウォーキング:一番始めやすい運動。音楽を聴きながら気分転換にも最適。
- ジョギング:軽く走るだけでも血流や自律神経が整いやすくなる。
- 水泳:全身運動で負担が少なく、リラックス効果も高い。
一番簡単に始められるのはウォーキングでしょう。マイペースに音楽でも聞いて公園をウォーキングをすれば、運動に加えて気分転換にもなります。
最初は10分程度の短時間の有酸素運動から始め、慣れてきたら徐々に時間を延ばすと続けやすいです。最初は面倒に感じるかもしれませんが、そのうち運動の気持ちよさに気付くはずです。
外出が難しい方は家の中でのストレッチから
「それでも運動するのはちょっと…」「外に出るのが不安」「人目が気になる」という方は、自宅でできるストレッチがおすすめです。
ストレッチにもいろいろな方法がありますので、自分に合ったストレッチを見つけて毎日続けるようにするといいかもしれません。
自宅でできるストレッチ
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普段まったく運動をしない方であれば、ストレッチだけでも体の変化を感じられるでしょう。
日常生活に取り入れやすい運動習慣5選
「ストレッチをする時間すら取れない…」という方も、日常生活の中で少し体を動かす意識を持つだけで、自律神経の乱れを整えるサポートになります。特別な道具や場所は必要ありません。
日常生活に取り入れやすい運動習慣5選
- ステップ昇降でセロトニンを活性化
- 朝の背伸びで交感神経をスイッチオン
- デスクワーク中は肩や腰を回す
- 深呼吸しながら姿勢を整える
- 面倒くさがり屋におすすめ!自動運動(活元運動)
1.ステップ昇降でセロトニンを活性化
自律神経失調症の改善にはリズム運動が効果的とされます。例えば、踏み台や階段を使ったステップ昇降はおすすめです。
研究によると、15分間の踏み台昇降を行うことで「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質の分泌が増えると報告されています。セロトニンは心を安定させ、ストレスに強い身体づくりをサポートします。
参考情報:踏み台昇降運動によるセロトニン神経系の活性化|北陸大学
2.朝の背伸びで交感神経をスイッチオン
朝起きたときに大きく背伸びをするだけでも、自律神経が整いやすくなります。背伸びは交感神経を活性化させ、スッキリとした目覚めや集中力アップにつながります。
3.デスクワーク中は肩や腰を回す
長時間の座り姿勢は血流を悪化させ、自律神経のバランスを乱しやすくします。仕事の合間に肩や腰を軽く回すことで、筋肉の緊張をほぐし、リラックス効果を得られます。
4.深呼吸しながら姿勢を整える
深呼吸は副交感神経を優位にし、心身を落ち着かせます。背筋を伸ばし、ゆっくりと息を吸って吐くことを意識するだけで、自律神経失調症の症状緩和に役立ちます。
5.面倒くさがり屋におすすめ!自動運動(活元運動)
さらに簡単で効果的なのが「自動運動(活元運動)」です。これは体が自然に動き出す無意識的な運動で、努力をほとんど必要としません。自動運動の効果は以下の通りです。
- 自然治癒力を引き出す
- 自律神経・ホルモンバランスを整えて機能を高める
- 頭で考え過ぎる人が余計なことを考えずに行動できるようになる
精神面・身体面の両方にアプローチできるため、特に自律神経失調症で緊張や不安を抱えやすい方に向いている運動法です。具体的な方法は「自己調整法-活元運動」をご覧ください。
| 無理なく続けられる運動から始めよう
自律神経失調症の改善には、激しい運動よりも「毎日少しずつ継続できる運動」が大切です。階段を使う、朝の背伸びを習慣にする、デスクワークの合間に体を回す、深呼吸する——。こうした小さな運動の積み重ねが、自律神経の安定と心身の健康につながります。 |
まとめ:自律神経失調症には「無理のない運動習慣」がカギ
自律神経失調症の改善には、激しい運動を頑張る必要はありません。
- 外出できる人はウォーキングなどの有酸素運動
- 外出が難しい人は自宅でのストレッチや日常的な運動
- 努力が苦手な人には自動運動(活元運動)
このように、自分に合った方法で運動を取り入れるのが大切です。小さな一歩からでも始めることで、自律神経のバランスが整い、心と体の健康回復へとつながっていきます。
幼少期から「人の不調の根本原因」に強い関心を持ち、身体操作技術・気功・ヨガ・潜在意識・深層意識などを幅広く研究。16歳で自動運動を体験し、本能的な身体の動きに魅せられる。
日本能力開発研究所(安藤一男)・姿勢均整専門学校(均整法)・整体協会(野口整体)・二宮整体・井本整体、その他手技療法などに学び、常に“根本改善”を追求。
1995年2月に広島で整体施術を開始
阪神淡路大震災の後、被災のため神戸から広島に来ていた方が非常に調子が悪く、1995年2月に広島で出張整体の施術を開始。以来30年以上にわたり、自律神経失調症・不妊症・更年期障害・うつ病・メニエール病など、延べ1万人以上の患者様が抱える症状の改善に携わってきました。


